- 2024/05/10
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【ミャンマー】海外就労手続き 一時停止からの再開
ミャンマーの軍政権は2024年5月1日、男性国民の海外就労手続きを一時的に停止し、5日後の5月6日に海外就労手続きを再開しました。
軍政権はこの動きについて理由を述べていないとのことでした。
日本では7万人程のミャンマー人技能実習生が来日し、日本の技術を学んでいます。(※1)
経済悪化に直面する軍政権は海外からの働き手の送金が、貴重な外貨獲得源になるため、「海外就労を止める目的」ではなく、海外渡航を短期間停止することで徴兵制の対象となる男性の足止めをし、国内にいる人数などの状況を探る目的ではないかとも言われています。(※2)
◇たった5日で変わった方針…。「外国で安心して働きたい」「技術を身に着けて将来母国で活躍したい」など志のある若者にとっては不安が募る1週間だったと思います。若者の渡航が増える一方、軍政権も外貨獲得源として外国へ向かう働き手のことは無視できないはずです。
二転三転する軍政権からの発表ですが、ミャンマーの動きについてもまたお伝えできればと思います。